第 24 集 (2006年03月)

□  崇徳高校が大淵高校(釜山)と交流へ

  広島市の崇徳高校の奥田耕造副理事長、鳴川則弘校長らは 06年 3月10日(金)、釜山広域市の大淵高校を訪問、両校が今後 色々な分野で交流をすすめることで 合意しました。崇徳高校の理事会の承認を経て 覚書が発効することになりました。
  この日、大淵高校を訪れた奥田副理事長らは 大淵高校の梁勇治理事長、尹基鎬校長らと会談し、交流覚書を確認し、梁理事長が署名した覚書を持帰りました。 3月20日の崇徳高校の理事会の決定を受けて、高橋乗宣理事長が署名することにしています。
  覚書は
    ① 生徒の相互訪問
    ② 教職員の相互訪問
    ③ 修学旅行、短期留学についての検討
    ④ その他 両校の友好に寄与する事業の検討、実施
        以上 4項目から成っています。
  大淵高校は 1986年設立の私立高校で、生徒数 1,100名。釜山広域市 No.1 の進学校として知られ 「韓国の東大」といわれるソウル大学に毎年 多くの合格者を出しています。
  崇徳高校は百数十年の歴史を誇る伝統校で、生徒数 約 1.900名。勉学のほか、バレーボール、野球、弓道といったスポーツの分野で全国にその名が知られています。
  昨年 6月 大淵高校側から広島県日韓親善協会に対し、「友好交流の相手校を推薦してほしいい」という依頼があり、当協会の仲介で 昨年11月に 大淵高校側が 崇徳高校を訪問、今回の答礼訪問で 交流の話合いがトントン拍子にすすみました。

 
 

大淵高校が横断幕で歓迎

崇徳高校代表との話合い

大淵高校の尹基鎬校長

 
 

覚書にサインする梁勇治理事長

梁勇治理事長(左)と
奥田耕造副理事長

交流覚書の案文

 
 

奥田副理事長から 宮島の
大しゃもじをプレゼント

鳴川校長がしゃもじの説明

 
     
   

進学率No.1 の大淵高校の授業風景

 


 

□  韓国語勉強会が料理講習会

  広島県日韓親善協会の韓国語勉強会(国井由美子会長、会員 68名)は 2月26日(日)、韓国料理の講習会を開きました。予想を越える 34名が参加、和気あいあいで 韓国料理にチャレンジしていました。
  韓国語勉強会は、昨今の韓流ブームの中で 当協会の清水徳之理事のもとで、韓国語講座を受講している人達が 昨年 設立した会で、全員が当協会の準会員となっています。
  今回の料理講習会は、TVドラマ「大長今 チャングムの誓い」の影響もあり、韓国の食文化への関心が深まっている中で、会員の間から「韓国料理を習いたい」という希望が寄せられたため、はじめての試みとして実施されました。
  講師は民団広島県本部職員の文晶愛さん。会場になった広島市南区の留学生会館の調理室には、34名の会員が集まり、文さんの指導で チャプチェ(はるさめの和え物)、トック(お餅)、チヂミ(韓国風お好み焼き)の3品の韓国料理に腕をふるいました。
  参加者の殆んどは 家庭の主婦とあって 料理は手なれたもの。冗談が飛びかう和気あいあいの雰囲気の中で、調理が進み、あとは 出来たての料理を試食。皆さん すっかり自信をつけた様子でした。


 
 

料理講習会には34名が参加

講師は文晶愛さん

チャプチェ、トック、チヂミが完成!