第158集 (2019年12月)

 □ 2019忘年・会員の夕べ開催

 一年の活動を締めくくる恒例の「会員・忘年の夕べ」が1210日(火)リーガロイヤルホテルで、韓国人留学生およそ60人を含む270人が参加して行われました。

寺内事務局長の司会のもと開会、冒頭、畑矢会長が挨拶に立ち、一年の活動への支援感謝を述べました。

来賓 駐広島大韓民国総領事館 金 宣 杓 総領事のご挨拶
来賓 駐広島大韓民国総領事館 金 宣 杓 総領事のご挨拶

 

続いて来賓のご挨拶で、韓国総領事館の金宣杓(キムソンピョ)総領事、広島県の湯崎英彦知事、広島市の松井一実市長が、当協会の活動の実績を評価されるとともに、軋みを生じている今の日韓関係の中でこそ着実な市民交流の大切さを訴えられました。

今年も、友好提携を結んでいる韓国・釜山韓日協会から朴洪圭(パクホンギュ)会長と、金洪國(キムホング)副会長がお見えになり、朴会長のご発声で参加者全員が乾杯しました。

李菊枝さんら主婦ボランティアの皆さんの手造りの韓国料理と民団婦人会の皆さんの、これも手作りのキムチが提供され両サイドに並ぶと一度に行列ができ、その人気ぶりがうかがえました。

しばし歓談の後、アトラクションは韓国民団豊田支部メアリー会のみなさんによる「扇の舞い」。6人の華麗な民族衣装に身を包んだ踊り手が12枚の扇を見事に操り、カラフルな円や波を描きました。

その後は、恒例のお楽しみ福引抽選会。会員から寄せられた日本酒、ビール韓国食品の詰め合わせセット、シクラメンの花鉢など魅力的な商品のほかに、食事券、商品券が並び、当選が発表される毎に歓声が沸きました。

そして畑矢会長賞3万円の商品券をゲットしたのは、県立広島大学の学生でした。

在日本大韓民国民団広島県地方本部の李英俊(イヨンジュン)団長から「両国にとって素晴らしい新年になるように」と御挨拶をいただき、最後は留学生との写真撮影、御覧のように和やかな雰囲気に包まれて、今年も広島県日韓親善協会の「忘年・会員の夕べ」は幕を閉じました。皆様にとって来年が良い年でありますようにお祈りいたします。