第 57 集 (2009年05月)

□ 姜 仁 秀 八千代病院理事長に 名誉博士号
      慶南大総長らも出席して祝賀会

  地域医療や福祉分野で幅広く活動している 医療法人社団八千代会 姜仁秀理事長が韓国慶尚南道の慶南大学から名誉経営学博士号を授与されました。 09年 4月20日(月)には、内外から 240名が参加して盛大に祝賀会が開かれました。
  広島市中区のANAクラウンプラザホテル広島での祝賀会には、慶南大学の朴在圭総長夫妻もかけつけ 2月に同大学で行われた授与式を再現しました。
  そして、駐広島韓国総領事館の許徳行総領事、広島県知事代理の藤井雅文総務局長、広島市長代理の皆本也寸志市民局長らが姜仁秀理事長の日韓友好や地域の医療、福祉への貢献をたたえ、お祝いの言葉をおくりました。
  これに対して、鄭明子夫人とともに出席した姜仁秀理事長は「(在日韓国人として)地域に役立っていることを理解してもらえれば、そのことが日韓友好につながる、と思い、これ迄やって来た。名誉博士号を率直に喜びたい」とお礼を述べました。
  また 乾杯のあいさつに立った 当協会の安東善博会長は「姜理事長の今日の栄光の陰には、長年 夫を支えてきた鄭明子夫人に負うところが大きい。夫人に“名誉家庭経営学博士”の称号をおくりたい」と述べました。
  祝賀会では、地元の広島交響楽団の室内楽の演奏や韓国の伝統音楽の演奏、民団青年会のダンスなど 多彩なアトラクションがありました。
  中でも カラオケは広島県議会日韓友好促進議員懇話会の大曽根哲夫前副会長や、広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長らが自慢のノドを披露して喝采をあびました。
  又、民団広島県本部の権五源団長が 得意の韓国歌謡で名エンターテイナーぶりを発揮すると、会場は 歌や踊りで盛り上がり、予定の時間を大幅にオーバーするヒートアップ。
  最後に 姜仁秀夫妻が 40年前の青春時代に流行した「東京ナイトクラブ」をデュエットで歌い 息の合ったところを見せました。
  尚、この日の会費収入は 姜仁秀理事長が中国の延辺に建設した脱北者の孤児施設「新星館」と民団県本部に全額寄付されました。

240人が参加した祝賀会
(4月20日)

朴在圭慶南大総長(左)から
名誉博士号を受ける姜理事長

知事代理
藤井雅文県総務局長

市長代理の広島市
皆本也寸志市民局長

「地域貢献で日韓友好を」
姜理事長がお礼のあいさつ

お孫さんから花束を
贈られる姜ご夫妻

出席者と歓談する
鄭明子夫人(右)と長女木本奈津恵さん

 

祝賀会は盛り沢山の
アトラクション

民団権五源団長(中央)が
名エンターテイナーぶり

歌や踊りで盛り上る会場

フィナーレは姜ご夫妻の
デュエット「東京ナイトクラブ」