第 61 集 (2009年08月)

□ 広島・韓国青少年囲碁(江田島)
       ことしは 広島側 15勝 16敗

  第5回 広島・韓国青少年囲碁交流は 09年 8月 9日(日)10日(月)の両日 江田島市の「江田島青少年交流の家」で開かれました。
  韓国側から 釜山広域市の 21名、大邱広域市の 10名、指導者、保護者を含め総勢 39名が 下関から、バスとフェリーをのり継いで 9日午後 江田島市を訪れました。
  一行は広島側から参加した 31名との間で 早速 自由対局を行いました。
  そして、2日目の 10日午前中に正式対局。双方の実力差を考慮して 広島側が 段(級)位を 2~3段(級)ひき上げて対戦し、真剣な表情で碁盤に向っていました。
  結果は、広島側の 15勝 16敗。韓国側が圧倒的勝利で終わっていた これ迄と違って 広島側の善戦が目立ちました。
  韓国側の一行は 10日(月)午後、広島市に移り、平和公園を見学したり、本通り商店街で買物をしたりして 広島の1日を楽しみ、翌 11日 宮島、錦帯橋 経由で 夕方、下関から帰国しました。
  広島・韓国青少年囲碁交流は、当協会と日本棋院広島県本部が主催、広島と韓国で交互で開いていて、今年が 5回目、日本棋院から山本賢太郎プロをはじめ、四方治雄指導員、修道中高校の御手洗毅先生、浅本博棋院副理事長らが指導に当たりました。とりわけ 地元 江田島市で囲碁教室を主宰している石下光雄氏には、事前の準備や送迎、選手達の生活指導などで大変お世話になりました。
  改めて 感謝申し上げます。

フェリーで江田島に向う韓国の選手たち

9日(日)の自由対局

全国小学生 3位の 坂倉健太君(6段)も

ルールを説明する日本棋院 四方治雄さん(右)
と御手洗毅さん

正式対局(10日)

年少者が多い 韓国チーム

対局の模様は中国新聞記者(左奥)も取材

山本賢太郎プロと手合わせする
大邱・鄭然吉指導員

対局を終えた韓国チームの一行