第 63 集 (2009年10月)

□ ひろしまフードフェスティバル

    今年も盛況「韓流マダン」

   

 

 実りの秋の食の祭典「ひろしまフードフェスティバル」が、10月24(土)、25(日)の2日間、中区の広島城跡公園でひらかれました。400を越えるブースがお城の周りの広場を埋め、2日間で82万人の人出で賑わいました。
  当協会と韓国観光公社は今年もメインステージがある広島護国神社前の 本丸広場に二つのブースをオープン。韓国の観光や食文化のPRにつとめました。
  韓国観光公社のブースでは、韓国を代表的な料理や韓国新幹線(KTX)のパネルなどを展示する一方、韓流ドラマ「冬のソナタ」ロケ地ツアー企画やソウルのシティマップ、ショッピングガイドなど6種類2000枚の資料を展示・配布しました。折からの円高ウォン安が追い風となって韓国旅行が 人気を呼んでいるだけに来場者の関心は高く、資料はフェスタの終了を待たず、全て品切れとなりました。訪れた若い女性グループや家族連れは、「近くソウルに行きますが、これで旅行が楽しくなる」と喜んでいました。
  当協会が開いた韓食の販売ブースでは、「トッポギ」「キムチ焼飯」「チヂミ」の自慢のメニューのほか、韓国の白酒「マッコルリ」を販売しました。中でも「キムチ焼飯」は一番人気で初日夕方には早々と完売となるなど2日間で用意した全2500食を売り切りました。
  二つのブース資料配布や韓食の調理・販売に当たったボランティアスタッフは延べ50名。韓食ブースは例年どおり李菊枝さん、佐々木美紀子さんを中心にお馴染みのメンバーでしたが、今年は女子高校生も参加。舞台裏の活気に圧倒されながらも初のボランティア体験を楽しんでいました。総指揮者として調理を指導した李菊枝さんの前掛けは、白い粉と油にまみれ、奮闘の後を物語っていました。 また今年は韓流マダン近くのブースで民団韓国青年会による舞踊やサムルノリの公演もあり、来場者が芝生広場でくつろぎながら韓流を楽しみました。

  なお、韓食の販売の収益については、留学生支援や協会の活動費として使わせていただきます。参加してくださった市民の皆さん、協力いただいたボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

観光資料の展示

本丸広場

フードフェスティバルのPR看板
(中国放送)

留学生も資料配布

舞台ではサムルノリも

会場を訪れた安東会長

ウォン安で人気 韓国ブース

芝生広場で韓食を楽しむ

たまたま訪れた木浦の海保大生と--

キムチ焼飯(500円)が大人気

舞台裏の調理場

総指揮の李菊枝さん

佐々木美紀子さんは一家で--
(右から2人目)

ことしもボランティアが大奮闘

 

  撮影協力:
  会員・山崎頼久さん

両日とも晴天に恵まれ今年ももブースは

好評、盛況のうちに終わりました