第 65 集 (2009年12月)

□ 「忘年・会員の夕べ」に350名
         新知事も出席 盛大に

  この一年を締めくくる広島県日韓親善協会の「忘年・会員の夕べ」が09年12月1日(火)の夜、広島市中区のリーガロイヤルホテルで開かれました。
  会員、広島県、広島市の関係者のほか韓国人留学生など約350名が参加。呼び物の「大福引き大会」などで年の瀬にふさわしい盛り上がりを見せました。

  「夕べ」は第一部と第二部に分かれ、第一部は当協会と釜山協会の姉妹提携15周年を記念して9月に釜山公演をした広島車いすダンスくらぶによる車いすダンス。障がい者やその家族、パートナーなど16名が出演しました。「アリラン」「ひょっこりひょうたん島」「荒城の月」などお馴染みの曲に合わせて釜山公演の一部を再現しました。同くらぶは全国でも車いすダンスの草分け的な存在で、釜山でも反響を呼びました。
  「夕べ」では車いすダンスに初めて接した参加者も多かったようですが、障がい者たちの一生懸命な演技に会場から盛んな拍手が送られました。
  続いて第二部に移り、初めにセレモニーがありました。席上、当協会の安東善博会長が「今年も皆様のお蔭でいろいろな事業をこなすことができました。車いすダンスの釜山公演の成功にご協力いただいた釜山協会の李鍾均会長にも感謝します」とお礼を述べました。
  来賓の許徳行総領事、広島市の豊田麻子副市長、李鍾均会長の挨拶のあと、大曽根県議会副議長の発声で乾杯しました。
  二日前就任したばかりの広島県の湯崎英彦知事はセレモニーの途中、会場入りしましたが、到着後すぐ挨拶を求められ「日本と韓国は(産業で)自動車・鉄鋼・半導体。(食では)お好み焼きなど共通点が多い。(私は)広島を世界に売り込むのにトップセールスもする。韓国の人達にも広島のよさを知って欲しい」と経済重視の知事らしい抱負を述べました。
  歓談の中でのアトラクションは会員の大川和男さん、金男水さん、長野文憲さんが出演。大川さんと金さんが自慢のノドを、長野さんがクラシックギターを披露して盛んな拍手をあびました。
  このあと恒例の「大福引き大会」に移り、会員会社(団体)や個人から寄せられた豪華なプレゼントの当選者を福引きで決めました。3万円の商品券が当たる「広島県日韓親善協会賞」や広島―ソウル往復航空券が当たる「アシアナ航空賞」は人気の的。当選番号が発表されるたびに会場から大きな歓声やため息が漏れていました。

第一部「車いすダンス」

拍手を送る広島平和文化センター
S・リーパー理事長(中央)

お馴染みの曲に合わせて

16名が演技

 

手前は許徳行総領事

この日の参加者 350名

安東善博会長

許徳行総領事

広島市豊田麻子副市長

就任2日目の湯崎英彦知事も

「(韓国へ)トップセールも」

釜山協会 李鍾均会長(左)と
大淵高校 梁勇治理事長

大曽根副議長の発声で乾杯

韓国料理コーナーも---

大川和男さんの歌「ムシロ」

金男水さんも熱唱

長野文憲さんはクラシックギター

人気の「大福引き大会」

次々に当選者が---

知事、総領事(左)も注目の中

八千代病院グループ賞の
プレゼンター 姜奈津恵さん

伯和グループ賞は
作曲家 浜圭介さん(中央)と
権養伯会長(左)

アシアナ航空賞は
民団婦人会 李玉子さんに
「当たりそうな気がした」と大喜び


写真撮影:山崎頼久さん
 

締めくくりあいさつ
民団権五源団長


 

 

今年の「忘年・会員の夕べ」にも多くの会員会社(団体)から多くの豪華な賞品をご提供いただき、お蔭をもちまして皆様に喜んでいただけました。心からお礼を申し上げます。 
  韓国料理に腕を振るっていただいた李菊枝さん、佐々木美紀子さんらボランティアの皆様にも感謝申し上げます。

調理ボランティアの皆さん・・・

今回も韓国料理を手作り

韓国料理は人気でした

 

チヂミなど代表的な韓国料理


韓国風おもち